ゐなかなる男、まはりやものなかりけむ、街を思ひて、お湯の熱きところにまいらむとて別府なる国にいたりぬ。砂に埋まるるこそ興あらむと人の言ひけるに、試さずはあらじとて男応ぢぬ。こころよく汗ながせば、急に尻のやけどせむに男かくなむ。
砂湯にしゆかば蒸し焼き外人かな
のち冷ゆる男、山のいただき見むとて綱道のれば、人の絶えずしゃべるを憂しと思ひてかくなむ。
耳ざわル、乗務員娘ノ、語尾つよク
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