渋々そのもの

ゐなかなる男、冬は寒く、震へ過ぐしたれど、床の中ぞ温かうしてこころよく眠りけり。

目覚ましの幾度も鳴れば限りなく醒めに近づく朝の透かし日

男、しぶしぶ起くれば、息ぞ白う見ゆをみて、また眠りにもどりぬ。

目次

© 2005-6 amake